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ちょっと一言

みなさん、こんにちは。横山 将嘉 (よこやま まさよし)と申します。

金沢大学大学院医学系研究科博士課程修了後、米国コロンビア大学医学部に留学し、Ira J. Goldberg教授のもとで、糖尿病と心筋障害について基礎研究をしておりました(写真)。この研究は米国糖尿病学会より研究予算を獲得して進められているプロジェクトで、米国糖尿病学会のホームページにも研究内容が紹介されています(英文)。

帰国後は、臨床現場に復帰し、日々悪戦苦闘しております。(現在:公立能登総合病院内科勤務:内科医長)
専門は生活習慣病で、特に糖尿病を中心にやってきました。

糖尿病はいまや国民病であり、予備軍まで含めるとその規模は1620万人にもなると推計されています。糖尿病の増加率には、自動車の販売台数が相関するそうですが、最近はコンビニエンス・ストアーの急増が食習慣に影響を与え、糖尿病の激増に拍車をかけているそうです。

糖尿病は全身の血管をボロボロにしてしまう病気です。みなさんご存知の糖尿病3大合併症(網膜症・腎症・神経症)は血糖値に依存しており、血糖値が高いほど、より強く障害されます。特に網膜症は最終的に「失明」という日常生活を一変してしまう危険性をはらんでいます。網膜症の病状と視力とは関係ありませんので、糖尿病患者さんは無症状でも必ず定期的に眼科を受診してください。

一方、糖尿病性大血管障害(心筋梗塞・脳梗塞など)は必ずしも血糖値に依存しないことが最近の研究で明らかになってきました。大血管障害の危険因子に優先順位をつけると、1位:悪玉コレステロールの増加、2位:善玉コレステロールの低下、3位:高血糖、4位:高血圧、5位:喫煙となります。

したがって、将来、心筋梗塞・脳梗塞にならないためには、糖尿病患者さんは血糖のみならず、コレステロールや血圧も良くしなければなりません。実際、血圧を良くするだけで心筋梗塞の危険性は約40%削減できます。

また最近は、軽症糖尿病患者さんでも心筋梗塞・脳梗塞を起こすことが問題となっています。その要因は食後高血糖であり、食後の急峻な血糖上昇(グルコース・スパイク)が大きいほど、血管がより強く障害されることがわかってきました。したがって、消化・吸収の早い砂糖類(単純糖質)の摂取は、たとえカロリーが僅かであっても食後の急激な血糖上昇を引き起こします。

「ちょっとぐらい・・・」と甘いものを食べていませんか?その一口があなたの予後と寿命に直結していることを是非認識してください。



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